びわこビジターズビューローの観光宣伝事業や広域観光イベント事業等と部会員が密接に関わり、各種観光施設、宿泊施設、飲食店、土産物店などが一体となって本県の魅力を訴えかけることにより、他府県との差別化を図り、さらなる誘客に繋げていきます。
また、こうした魅力を全国の旅行会社やマスコミに対して積極的にPRするため、独自の情報発信ルートをもとに積極的な活動を行うとともに、部会員と協働して首都圏など全国の主要な地区で商談会を実施しています。

韓国、中国、台湾、香港、東南アジア、欧州、北米、豪州地域からの滋賀県内への誘客を促進するために、旅行会社やメディアを招請し、部会員施設で宿泊、飲食、体験、視察、取材し、具体的に旅行商品造成、記事にしてもらう「ファムトリップ（滋賀県へ招いて視察して頂く事業）」を実施しています。
また、海外や国内で開催されている旅行博に、部会員と共同で出展し、「BtoB、BtoC」で滋賀・びわ湖の魅力を発信しています。なお、部会事業として案内する海外旅行博に参加する部会員には助成制度があります。併せて、部会員が自施設以外の観光資源を紹介できるように、外国人が多く訪れる県内地域への研修や、インバウンドに関係ある各種セミナーも実施しています。

次代を担う子供たちに、自然豊かなフィールドで「協調すること」や「工夫すること」、「考えること」を体験し、感性を育む教育旅行の誘致を進めています。年に3回、首都圏をはじめ東北、九州・沖縄、中国、東海各地区の旅行会社に教育旅行誘致のためのキャラバンを実施しています。
また、国内旅行会社への営業活動ならびにWEBによる情報発信を行うとともに、旅行会社教育旅行担当者を対象とした現地研修会を実施し、滋賀ならではの良さを感じていただき、心豊かな人づくりを目指して「考え、行動する力」を養うことができる環境を実際に体感していただきます。

琵琶湖を眺望しながらゆったり寛げる空間で会議を行い、その後は琵琶湖でのクルージングや歴史や史跡・旧跡などを訪ねることができるなど、滋賀県ならではのエクスカーションが提供できることをセールスポイントに、国内外の全国大会や会議等のコンベンションを、県内に誘致するため活動を展開しています。具体的には、「地方都市コンベンション協議会」へ参画し、首都圏等のコンベンション主催者に対して合同セミナーや、合同セールスを実施しているほか、コンベンション施設やエクスカーションの情報提供や土産品販売事業者を紹介するなど、会議等主催者への開催支援を行っています。

滋賀県内で製造されている特産品の振興と地産地消推奨のため、県内だけでなく髙島屋日本橋店やあべのハルカス等大都市圏の大型商業施設で物産展を開催し、同時に滋賀へ誘客するための魅力発信PRも行っています。
また、販路拡大の取組みとして会員様とバイヤーとのマッチング商談会の開催や、販売力強化のため、専門講師による講演会等も行っています。
その他、滋賀県観光土産品公正表示等認定審査会を通しての認定や、全国観光土産品公正取引協議会への推奨等の業務を行っています。

県内の観光物産関連情報を集約し、効果的・効率的に“旬の”観光情報を発信しています。多言語対応ウェブサイトを構築する一方、モバイル端末やSNSにも対応するよう利用者の回遊性の向上を図ります。
また、会員の方々が自ら情報を登録することで、会員施設等の一層の利用促進が図れるとともに、マスコミや旅行会社、教育旅行関係、コンベンション関係者等法人向けに情報を的確に提供できるように努めています。

滋賀県の観光物産情報を継続的に、より効果的に発信をするために、観光情報物産情報誌を季刊ごとに発行するなど、一般消費者のみならず、マスコミやプレス、旅行会社などにタイミングよく、滋賀県の観光物産情報が伝わるように努めています。
また、滋賀県の来訪者向けに、滋賀県観光情報総合パンフレットや滋賀県観光地図など、県内の観光情報を提供するために作成・配布をしています。

2019年7月、中国湖南省長沙市「長沙高新区国際科技ビジネスプラットフォーム」内に開設しました。湖南省を中心に滋賀の観光地やビワイチ、湖上でのアクティビティ等の紹介、近江米・近江茶・地酒など県の特産品展示など滋賀の魅力をPRし、観光客を滋賀に呼び込むための誘致活動を行っています。