兵主大社で毎年5月5日に行われる例祭。　
兵主大社では、古来より春秋に大名祭が行われていましたが、現在では秋の競馬はなくなってしまい、春の大祭を残すのみとなっています。
当日は午前中に神社で神事を行い、午後には各氏子から大小約30の御輿（みこし）や太鼓（たいこ）が神社の参道に集まり、クライマックスの神輿渡りが行われます。神輿渡りの服装は氏子によって異なり、白一色の着物もあれば、紺の着物もあり、古来から伝えられているあでやかなものまで様々です。　一の鳥居から出発して朱の鳥居をくぐるまでに太鼓橋があり、この間約３００ｍの距離を大太鼓も交えて、賑やかに大行列を行います。