七川祭
しちかわまつり
- 更新日
- 2023/03/30
- 開催期間
- 毎年5月4日新旭町北西部一帯
大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)の例祭で、毎年5月上旬に行われます。湖西随一の馬祭りでその歴史は古く、鎌倉時代に佐々木高信(たかのぶ)が佐々木氏の祖神を勧請して大荒比古神社に合祀し、以来、出陣の際には戦勝祈願をし、凱旋のときに御礼として12頭の流鏑馬(やぶさめ)と12基の的を神前に奉納したのが、始まりといわれています。 神輿渡御と馬場を勢い良く駆け上がり3旗の的を射抜く流鏑馬(やぶさめ)、旧8ヶ村の役馬競馬と奴振(やっこふ)りが今に伝えられていますが、特に、奴振(やっこふ)りが圧巻であり、県の選択無形民俗文化財に選ばれています。 奴振は、奴姿の若者が的を片手で持って練り歩く「的練(まとね)り」と、まるでその緊張をほぐすかのように酒樽を肩に担いで踊る「樽振(たるふ)り」を含めた名称です。的練りには、道中の一般的な的練りのほか、小宮への礼練、馬場筋での扇練の3種があり、それぞれに付随した歌が歌われます。旧8カ村から毎年輪番で、奴振り12人と樽振り2人が選ばれて出ることになっています。 祭の当日は、その豪華さと古式ゆかしい雰囲気を見るために訪れる遠近からの多くの参拝客や見物客で賑わいます。
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開催地 | 大荒比古神社 住所 : 高島市新旭町安井川844 |
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お問い合わせ | 大荒比古神社 |