<国立印刷局との連携企画>新紙幣発行記念「お札の舞台裏~お札を支える黒子役~」
- 更新日
- 2024/10/29
- 開催期間
- 2024年10月22日(火)〜2024年11月24日(日) 9:30~17:00毎週月曜日休館(ただし休日の場合は開館し、翌日火曜日休館)
国立印刷局(理事長:大津俊哉)は、2024年10月22日(火)から11月24日(日)まで、滋賀県立美術館(所在地:滋賀県大津市/ディレクター(館長):保坂健二朗)にて、新紙幣発行記念「お札の舞台裏~お札を支える黒子役~」を開催します。
滋賀県にある国立印刷局彦根工場は、1944(昭和19)年に設立され、2024(令和6)年で創立80周年を迎えました。国立印刷局と古くから繋がりがある滋賀県において、この度、関西地区では初めてとなる新紙幣の発行を記念とした国立印刷局工芸官の企画展を開催します。
国立印刷局では国民経済に不可欠なインフラストラクチャーである日本銀行券、諸証券、パスポート等の製造を行っており、高度な芸術性と技能を有した工芸官と呼ばれる専門職員により、これらの製品の設計がなされています。
特に、日本銀行券に関しては、工芸官の手作業による技術と最新のデジタル技術の融合を体現した製品でもあります。原版作製では、工芸官による手仕事がその中核をなしており、ビュランという金属の細密彫刻に適した専用の彫刻刀が用いられます。このビュランを使いこなすためには熟練を要し、長い年月と根気が必要とされます。
また、日本銀行券には、工芸官による繊細な技が練り込まれた美しいすき入れや彩紋が施されています。
7月3日(水)の新紙幣発行開始を記念し、今回の工芸作品展示では、日本銀行券の製品設計を担っている国立印刷局工芸官の高い技術とその魅力を伝えます。
開催地 | 滋賀県立美術館 住所 : 大津市瀬田南大萱町1740-1 |
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お問い合わせ | 滋賀県立美術館 |