田村神社厄除祭
たむらじんじゃやくよけまつり
- 更新日
- 2016/01/26
- 開催期間
- 毎年2月17日、18日、19日
田村神社は平安時代の初期に創建された古社です。坂上田村麻呂が鈴鹿峠で鬼退治したことにちなんで始まったのが、厄除祭です。毎年2月17日から19日の3日間行われ、厄除けの弓矢の霊験にあやかろうとする参拝者で賑わいます。
田村神社厄除祭でかにが坂飴というものが売られています。この飴にはこのような言い伝えがあります。
むかし、鈴鹿山中に蟹のばけものが棲んでいて、旅人を食べていたそうです。それを聞いた比叡山の高僧「恵心僧都」が退治にのりだしました。僧都は蟹のばけものに「往生要集」を唱え、やがて蟹の甲羅が八つに割れ、バラバラに砕けました。
僧都は、村人たちに蟹のために小塚を作り霊を慰め、八つ割りになった蟹の甲に似せた飴を作ることを教えて、「この飴を食べておれば、災害をのがれることができる」と言いました。村人たちは、その教えを守り「かにが坂飴」をつくったそうです。
開催地 | 田村神社 住所 : 甲賀市土山町北土山470 |
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お問い合わせ | 田村神社 |