玄蕃尾城跡
げんばおじょうせき
- 更新日
- 2022/10/18
織田信長の家臣で、のちに賤ヶ岳の合戦で豊臣秀吉に敗れた柴田勝家が築いた砦跡。柳ヶ瀬の北西、滋賀県と福井県の県境にそびえる柳ヶ瀬山(439m)山頂にあります。石垣などはなく、空堀をめぐらし、土塁が築かれています。南北300m、東西150mに及ぶ広大な天然の要塞を利用してつくられた砦です。 柳ヶ瀬山は余呉町では中尾山といい、かつて北中尾、内中尾、南中尾の三峰に分かれていましたが、南中尾山は明治天皇の行幸の際に切り崩され、低くなっています。山頂へのルートには、柳ヶ瀬集落の北、余呉川に沿った道の途中から登るコース(旧国道)と、柳ヶ瀬トンネルを抜けたところから林道を登るコースがあります。いずれも道には案内板が設置され、余呉側から徒歩で約50分、敦賀側からは林道が山頂近くまでついているので、そこまで車を利用すると20分ほどで山頂に着きます。
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