小津神社
おづじんじゃ
- 更新日
- 2021/09/03
JR守山駅の北西約4.3kmの大きな森の中にあります。古代豪族小津(おづ)氏を祀ったのが、始まりとされています。のち主神として宇迦乃御魂命(うがのみたまのみこと)などが祀られました。古くから、皇室や武門の崇敬が厚く、足利尊氏(あしかがたかうじ)は南北朝の乱の際に神聖な境内への兵馬の乱入を固く禁じたと伝えられています。境内は約2万8000平方メートルと広く、老樹がうっそうと茂る中に、戦国時代に再建された優雅な本殿が建っています。本殿内の木造の宇迦乃御魂命の女神像とともに国の重要文化財です。女神像は高さ約50cmの上品な彩色像で、垂髪(たれがみ)の頭上に蓮冠(れんかん)を飾り、左膝を立て、その上に宝珠(ほうじゅ)を持った左手を置いています。京都の松尾神社(まつおじんじゃ)・奈良の薬師寺(やくしじ)の神像とともに、わが国三神像の1つに挙げられ、非常に格調の高い趣が漂っています。
【長刀まつり】国指重要無形民俗文化財
長刀(なぎなた)振りは、この地区では「長刀まつり」と言われ、大水で社殿が流され、神霊を琵琶湖の中から迎えた際の村人の喜びが踊りとして伝えられたといわれます。
毎年5月5日に奉納されます。
お問い合わせ | 守山市観光物産協会
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