矢倉道標
やぐらどうひょう
- 更新日
- 2019/09/26
東海道と矢橋街道の分岐点にあたる、かつて「姥ケ餅屋」があった場所の北の軒先に寛政10年(1798)に建てられた一基の石造道標があります。これは、東海道を道ゆく旅人を矢橋の渡し場へと道案内するものでした。
この道標は、歌川広重の描く浮世絵をはじめ、「東海道名所図会」や「伊勢参宮名所図会」などに紹介された「姥ケ餅屋」の軒先にも描かれています。
江戸時代にここにあった「姥ケ餅屋」も明治になって移転しましたが、現在は瓢箪を製造販売されている瓢泉堂という店があり、道標は今もかつて多くの旅人が行き交った昔の面影を持ち続けています。
所在地 | 草津市矢倉二丁目2−1 |
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お問い合わせ | 一般社団法人草津市観光物産協会
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