円光寺
えんこうじ
- 更新日
- 2015/06/17
JR野州(やす)駅の北東約700mにる天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の寺院。江戸時代に、観音菩薩を本尊とする長福寺と、阿弥陀如来を本尊とする円光坊(えんこうぼう)とを合併して再興された大寺です。
一見、神社のように見える寺院で独特の雰囲気があります。本堂・庫裏・(くり)鐘楼(しょうろう)・山門などが立ち並ぶが、山門を入るとすぐ目の前にある本殿は、特異な屋根を持つことでよく知られています。正面の屋根だけが前にそり返るように長く延びて、横から眺めると「へ」の字のように、前の屋根だけが異様に長い「流造(ながれづくり)」という様式で建てられています。寺としてはかなり珍しく、全体としては簡素な造りになっています。
本堂前にある九重石層塔は鎌倉時代作の重要文化財です。
<重文>本堂 九重塔 木造阿弥陀如来坐像
所在地 | 野洲市久野部266 |
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アクセス |
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料金 | 志納 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日など | 不定期 |
お問い合わせ | 円光寺
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