真如寺
しんにょじ
- 更新日
- 2022/09/11
近江鉄道多賀駅から多賀大社に向かう途中、多賀大社の門前町の一角にある浄上宗の寺院です。
寺域はそれほど広くありませんが、本堂、庫裏、書院、鐘楼、山門は、寺院の開山以来の建物であるといわれています。
また、本堂に安置されている本尊の木造阿弥陀如来坐像は、多賀大社の本地堂の本尊でしたが、明治時代初期、神仏分離が行われ時に真如寺に移されました。この本尊は典型的な藤原時代の仏像で、なで肩でふっくらと肉づきがよく、やわらかな曲線を持っています。像高140cmほどで、国指定の重要文化財です。
<重文>木造阿弥陀仏如来坐像
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