宝幢院
ほうどういん
- 更新日
- 2020/04/16
真言宗宗智山派宝幢院薬師寺といい本尊は薬師如来座像で、山門は峯山の最勝寺跡に残っていたものを明治31年に移築したものです。
この寺は天平2年(730)に仏地院として泰澄大師が創建したと云われており、その後衰えた時期もありましたが、嘉吉2年(1442)に紀州根来寺の僧、真遍上人が再建し名を宝幢院と改めました。この寺には、大津絵の源流と云われる十王図が21幅あり、室町時代の五大明王図も残っています。また、境内にはこの寺で本能寺の変の後、丹羽長秀(織田信長の武将)に謀殺された若狭の領主武田元明の墓碑があります。
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