帆立貝形古墳 雨宮古墳
ほたてがいがたこふん あめみやこふん
- 更新日
- 2022/08/03
雨宮古墳は、竜王町の平野部の最奥部の祖父川が形成した谷の入り口付近に位置し、南から北へ伸びる丘陵から派生した舌状の支脈上に築かれた帆立貝形古墳です。
全長82m、後円部径67m、後円部高9m、前方部長22m、前方部幅35m、前方部高1.9mを測り、外堤をもつ一重の周壕をめぐらせています。滋賀県下第三位 の規模で、発掘調査等はまだ行なわれていませんが、後円部の墳頂から出土した滑石製勾玉 や家形埴輪片、円筒埴輪片から、5世紀中ごろに造営されたとみられます。
規模、墳形、築造技術の点で特徴があり、かつ遺存状況も良好であるため、滋賀県の古墳時代の歴史を考える上で欠く事のできないものであるといえます。
所在地 | 竜王町岡屋 |
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お問い合わせ | 竜王町観光協会
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