浄満寺
じょうまんじ
- 更新日
- 2022/08/05
平安時代、慈寛大師円仁の手によると伝えられる木造薬師瑠璃光如来坐像を本尊とします。現在では浄満寺に隣接する八幡神社の境内に薬師堂(旧称 毘沙門堂)があり、そのお堂中央のお厨子の中に安置されています。この仏像については、「日本の仏像〈滋賀〉」では「持物、台座・光背は後補、漆箔も江戸時代のもののようである。プロポーションの整った美作で、定朝様をよく踏襲しており、藤原時代の咲くと考えられているが、彫りの深いロープ状の衣文表現や、やや意志的な表情から見ると、藤原時代の末の作と考えられる。」と解説されています。明治44年8月に国指定の重要文化財に指定され、御開帳は10月の第一土曜となっています。
所在地 | 竜王町田中266 |
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お問い合わせ | 竜王町観光協会
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